xiiukooの日記

EXOの曲の歌詞や、雑誌のインタビューの翻訳をマイペースに載せていきたいと思います。Twitterアカウント→@icexo99

Nylon(2016) ベク インタビュー翻訳

雑誌Nylon(2016)ベクのインタビュー訳です

 

Q.今日の様子を見ていると写真を撮るのを楽しんでいるみたいですね?ポーズや表情もとても自然です
A.写真を撮りながら色々なスタイルの衣装を着るのも面白いし、撮ったあとモニタリングするのも新鮮で好きです。普段できないことをするのは面白いです。

 

Q.今日は本当にひたすらベッキョンさんにだけ集中している雰囲気でしたよね。注目を受ける雰囲気を楽しむタイプですか?
A.僕だけを見すぎるので、冗談で見ないで下さい~なんて言いましたが、負担ではないです。僕だけに視線が向けられるのでいいですね。はは。全員が僕のために関心をもってくれてるわけですもんね。

 

Q.こうやって撮影したり、ステージに立っている時の姿と、実際の姿にはギャップがありますか?
A.同じです。全部僕です。ギャップというほどのものはありません。

 

Q.では、教えてくれたとしても信じがたい意外な姿はありませんか?
A.隠すことができません。恐らく、僕のことを好きでいてくれてる方は僕に関して知らないことはないと思います。僕の体のどこにほくろがあるのかも知っているくらいなんですから。

 

Q.みんなが知っている様々な姿の中で一番「ベッキョンらしい」ことは何ですか?
A.やはりステージでの姿です。ステージでは僕ができること全てをお見せしていると思っています。僕も気づかないうちに。観客の皆さんが送ってくれるエネルギー(気)があるのですが、それをもらうと何かが打ち出されるみたいです。

 

Q.EXOのステージの冒頭部を独占しているのもそういった理由からですか?ほぼ全部の最初のパートを担当しているそうですね
A.僕もなぜなのか気になります。これは、「中毒」という曲からが始まりだったかと思います。パートの始まりをうまくできるからなのかなと思っています。自分ではそう思っています。はは。不思議です。「LOTTO」は冒頭部がカイだったんです。でもカイが負傷してしまったのでまた僕が担当することになりました。だからなのか、多くの人が冒頭部は僕だけがやると思っている方もいるみたいです。特別なルールというわけではありません。ただ、運ですね。

 

Q.ステージで歌ったり踊ったりする姿だけを見てきましたが、最近はドラマ「月の恋人」で演技する姿を見たので新鮮でした。演技という領域に触れてみてどうですか?
A.とても難しいです。キャラクターを理解することから、どんな風に息を合わせていくかということまで何一つ簡単なことはありません。

 

Q.様々な感情の中で表現するのが難しいのは?
A.泣く場面です。僕あまり泣かないんです。でも、イジュンギ先輩と息を合わせながらたくさんのことを学びました。

 

Q.涙もろいのかと思っていましたが、意外ですね
A.僕はあまり泣きません。大賞を受賞した時も泣きませんでした。泣くと思い出すのは練習生時代だけです。練習室にボーカル室が4つあるのですが、そこで1週間に1回練習の評価を受けていました。僕は他の練習生と比べて練習生期間が短かったので、いつも付いて行くのに必死でした。だから明け方に一人残っては練習しながらたくさん泣きました。特に3番と4番の部屋でした。

 

Q.練習をほんとにたくさんやったのですね。元々ダンスも苦手な方でしたが、物凄い練習によって今の姿があるんだそうですね。
A.チームでダンスが上手いメンバーを見ながら習ったら凄く上達しました。ダンスも歌と同様に一気に上手にはなれません。その代わり、練習は裏切らないし、練習した分結果に出ます。だからより一層楽しいです。

 

Q.では今はダンスを楽しむほどになりましたか?
A.まだそこまでではありませんが、好きですね。以前は楽しい曲が流れても体がどう反応すればいいかわからなかったのですが、今は体が動くんです。

 

Q.特にダンスを踊りたくさせる音楽はなんですか?
A.ヒップホップの音楽を聞くとそうなります。僕たちの曲だと、タイトル曲は全部好きなので除いて、収録曲の中で「流星雨」のダンスが好きです。「White noise」や「Eldorado」も踊っている時に楽しい曲です。

 

Q.歌って、踊って、演技すること以外に楽しんでいることはありますか?
A.ゲームです。最近凄くハマっているゲームがあります。

 

Q.勝負欲はある方ですか?
A.ありません。負けることもあるし、勝ったからといって何を得られますか。お互いに気分よくやりたいという主義です。勝負欲を出し始めると、楽しくやっていたものも深刻な雰囲気になってしまうじゃないですか。

 

Q.では仕事をする時は?
A.仕事の時は別ですね。仕事は欲を出さないと生き残っていけませんから。そもそもアイドルって多いですよね。その中で僕たちだけのものを持つためには勝負欲がなければなりません。

 

Q.ではまだ緊張感もありますか。今EXOと言えばアイドルの中で最高峰のチームですよね。
A.それに見合いたいですね。多くの人が「EXO」と言うと、素晴らしいと言ってくれますが、全ての人がそう感じているのかと考えてみるとよくわかりません。特定の世代ではなく、もっとたくさんの人にEXOのメンバー1人1人を覚えてもらって、どんな特徴があるのかもわかってもらえると嬉しいです。EXOと同様にその中にいる個人もさらに知ってもらいたいです。

 

Q.それでもEXO、そしてEXOのベッキョンほどであれば、今ややりたいことに果敢に挑戦してもよさそうですよね。その名前だけでも可能なことはありますよね
A.それが簡単ではないんです。個人的に根を張ろうとすると、まだまだなんです。だから、僕も演技やミュージカルをしてみたり、MCもやりましたが、違う姿を継続して見せていくのは難しいみたいです。最初はEXOとしての姿を見せて、もう少し時間を十分に使える時に思う存分僕の姿を見せていきたいです。ソロやユニットもいいですね。メンバー数が多いので、見られるコンテンツも少なくないと思います。

 

Q.では思うようにユニットを構成できるとしたら、どんなユニットをどんなコンテンツで見せたいですか?
A.同じ階に住んでいるチェンとシウミンで構成されたユニットです。コンサートの時に少しだけお見せしたのですが、良さそうでした。

 

Q.今、年齢が20代の半分を経た25歳ですね。年齢に関してどれくらい自覚して生活していますか?
A.僕は自分で25歳よりも成熟していると思っています。少し親孝行も始めて、むやみに行動してはいけない立場なので、考え方が大人っぽくなったんだと思います。どうすれば失敗せず芸能人として生きていけるのかを考えています。確実に以前よりは考えが増えました。メンバーと家族を考えながら責任感もあるし、正しい行動をしようとしています。

 

Q.そういった責任感を早くに気付きすぎたという惜しさはありませんか?若い年齢をそのままに楽しむことができないですよね。
A.実は、そう言いつつもゲームするのは凄く楽しいし、友達と会って話すのも好きです。そういう時は完全に若い感じなんです。時々、自分を見つめ返さないといけない時を除いては、普通の25歳として生活しています。

 

Q.幼い時は好きだったもので、今になって興味がなくなってしまったものはありますか?
A.外を歩き回ることです。特に理由もなく歩き回ることってありますよね。友達とやることがなくて、やたら外に出て行くのが好きだったんです。そういったことに関心がなくなりました。

 

Q.反対に今まで知らなかったけれど、最近魅力に気づいたものは?
A.家にいること?はは。僕ほんとに家で映画を見たり音楽を聞いて横になってたりするのが出来なかったんです。むずむずしてじっとしてられなかったんです。それが時間の無駄遣いな気もして。どうしてそうだったかはわかりませんが、今はそれが好きになりました。大人になったというよりは、自然とそれが楽になりました。 

 

Q.今自分の生きる糧はなんですか?
A.人によって色がありますよね。匂いも違うし、芸能人は色の争いですが、自分だけの色を探そうとするのがいいと思うのです。僕は確実に僕だけの色があると思っています。僕だけの勘違いかもしれませんが(笑)ステージで機転を利かせ、余裕のある姿が今の色だとするならば、今後は全てをやりこなせる人として残っていきたいです。だから自分を観察し続けて、僕だけのものを探し出して色々と見せていくつもりです。それが僕の生きる糧です。

 

Q.もう少し進んで、存在の理由は何だと思いますか?ベッキョンという人が存在する理由です
A.幸せです。世間は落ち着かず、情がなくなってきていますが、いつも明るく生きている人が周りにいるというだけでも幸せだと言えますよね。僕は幼い頃からクラスでかっこよくて人気がある子ではなくて、常にどの子とも仲良く過ごす子でした。それと気も効いたので相手が嫌がることはやらないようにもしていました。こうなんだ、とその人に先入観を持って接するのではなく、いつも友達が僕を見て笑ってくれたり、楽しませるのが好きな子でした。やたら廊下で一人ずつハイタッチをしたりそんなこともしてたんです。実は結構大変だったんです(笑)でも性格なので仕方ないですね。そういう友達が増えると嬉しくないですか?だから僕はそういった幸せを提供するために存在しているのです。

 

Q.ではベッキョンさんと同じ人が生まれたら幸せになると思いますか?言うなればドッペルゲンガーです。
A.あ~いいでしょうね。いいと思います!不思議でしょうけど。でもその子を見ながら「あれはやってはいけなさそうだ」ということもありそうです。助言をしてあげないといけません。

 

Q.仲良くしますか?
A.仲良くはしたくないと思います。はは。性格が同じ人同士でいるのはちょっと変な気もします。その子はまた違う地域で、つまり凄く遠いところで元気にしてくれてたら嬉しいです。

 

~終~