EXplOration インタビュー セフン
EXplOration Live album インタビュー セフン(2020年4月)
【インタビュー翻訳】
EXO PLANETは僕のやる気を出せてくれ、辛くても再度起き上がらせてくれる力です。会場には、僕が何をしようと愛してくれるEXOのメンバーとEXO-Lがいるからです。公演を通して、僕という人間がさらに引き締まるような気がします。特に今回の公演は、僕の人生において最高の瞬間として記憶されるでしょう。ですので、「この瞬間、この感情を忘れてはいけない」と思いながら、最大限に会場を見回して目に焼き付けました。そしてステージでは全てを降り注ぎました。後悔したくなかったのです。
【EXO PLANET #5 -EXplOration- 】を無事に終えた感想を聞きたいです
6人でステージを満たさなければならなかったので、とても心配しました。勿論、残念だったなという点もありましたが、公演が楽しかったという話をたくさん聞いたので、残りの海外ツアーも頑張れると思います。公演を6回と決めてから、周りに「EXO-Lはたくさん来てくれるかな?」と聞いたことがありました。勿論来てくれることはわかっていましたよ、ははは。6日間、変わることなく惜しみない愛をくださったEXOーLと、公演のために尽力して下さったスタッフの方々に感謝の気持ちを伝えたいです。
6回の公演の長所は何ですか?
公演中に、足りないところを毎日補えるということではないでしょうか。ステージに立つアーティストとして、より責任感も生まれると思います。EXOのメンバーと力を合わせて今回の公演の準備をしながら、絆が固まったなと思っています。「できるかな?」という疑問が、「できるんだな!」と確信に変わったとも言えます。
セフンさんが考える今回の【EXO PLANET #5 -EXplOration- 】の魅力は何ですか?
体力の消耗が激しいパフォーマンスが過去最高に多かったところです。そのおかげで、EXOのパフォーマンスを最大化して披露できたステージが誕生しましたね。
セフンさんとチャニョルさんのユニットステージは、EXOーLと息を合わせて楽しく遊んだ時間でした。ユニットステージはどんな部分を一番気を付けて準備しましたか?
大きな会場で歌うことができる、そのこと自体がとても大きな幸せだと思っています。EXO-Lが居なければ不可能なことだからです。その愛情に恩返しがしたくて、EXO-Lとどうすれば完璧なコミュニケーションを取れるだろうかと悩んだ末に、「合唱」できるステージをつくることにしました。それは、EXO-SC ユニットアルバムを計画した理由でもあります。アルバムの準備をしながら、「この曲を会場でEXO-Lと一緒に歌ったら凄く楽しいだろうな」と想像していました。公演の1週目に、「What A Life」と「Closer ToYou」を初公開したのですが、初めて聞く曲にも関わらず、みんな楽しんでくれました。2週目から「合唱」が始まってですね、ははは。今は海外のEXO-Lも一緒に歌ってくれるので、さらに楽しい気分でステージに立っています。僕たち2人で曲を満足させるものにしなければならないので、責任感も生まれましたし、より集中できましたね。今回のユニットに挑戦できたことが、さらに大きく成長できた機会だったと考えています。
ユニットステージを一緒にしたチャニョルさんとは、どんな話を一番しましたか?
今回のユニット曲には、特に振付師がいませんでした。ですので、EXOーLが最大限に僕たちと一緒に楽しめるように、モーションをかけることに重点を置こうという話をたくさんしました。EXO-Lは6日間で別のユニットも全て見たと思います。その時その時の雰囲気によって即興的に歌うことでダイナミックなステージを披露できます。
EXO-SC ユニットアルバムの準備中は、セフンさんとチャニョルさんはどのように息を合わせていましたか?
曲のタイトルは一緒に決めて、歌詞はチャニョルひょんが主に書きました。特に「Closer To You(부르면 돼)」は「대리 부르면 돼(代行を呼べばいい)」を略したものなのですが、内容が本当に面白いです。日常でよく使っている言葉を歌詞にしたんですね。今回の仕事では、ゲコひょんがプロデューサーとして力になって下さったのですが、僕はMVのコンセプトや衣装について意見を出しました。お互いに関心のある分野があるので、順調に進められました。
セフンさんは「Damage」で新しいパフォーマンスを披露しましたが、ソロパートを踊ることになったきっかけはありましたか?
元々はソロパートがありませんでした。公演の5日前に突然アイディアが浮かんできたんです。正直、グループのパフォーマンスはEXO-Lにとって見慣れたものですよね。ですので、グループパフォーマンスの中にソロパートを入れれば、一味違った姿を見せられると思ったのです。ダンスを踊るならば曲が必要ですが、それはチャニョルひょんが作ってくれました。ソロパートが決まった日の夜に、ビートをつくって送ってくれました。1人でダンスを踊るのでプレッシャーはありましたが、僕がやりますと言って提案したものだったので、やりきる自信はありました。
【EXO PLANET #5 -EXplOration- 】が終わった後に、自分でどんな点が成長したと感じましたか?
どんなに一生懸命 練習して準備しても、ステージと練習室でやるのでは違ってくるのは当然です。昔はそういった状況にとても戸惑っていたのですが、今はステージでリラックスできるからなのか、即興でやることも多いです。ステージだけでなく、EXO-Lへのコメントも同じです。今やEXOのメンバーと息もぴったり合うので、あらかじめコメントを準備することもありません。スホひょんがリーダーとして進行することを除いては。でも、これがある意味では笑いのポイントともなるんですね。6日間同じ話をするわけですから、ははは。それ以外は、EXOが本当にその瞬間に感じたことを自然に話しているのですが、むしろその方が観客の反応も情熱的で、会場の雰囲気も熱くなりますね。
【EXO PLANET #5 -EXplOration- 】でセフンさんだけが知っているミスや、心残りだと思っている点はありますか?
勿論ミスしてしまう時もあります。でも、ミスしていないフリをしています。僕はそういうのも実力だと思っています、ははは。
【EXO PLANET #5 -EXplOration- 】やはりEXO-Lのサプライズが加わって完成されますね。EXO-Lのサプライズはいつも楽しみで、感動的ですか?
毎回感じることですが、とても感動的です。「今回はどんなサプライズをしてくれるんだろう?」と楽しみにしています。だから、僕は何もしないまま終わるのではなく、「一体こういうものをどうやって準備するんですか?」と必ず聞きます。
EXO-Lのサプライズへの恩返しとして「指ハート」を飛ばす時間がありましたが、上手な他のメンバーと比べてセフンさんは恥ずかしがっていましたね。まだあのような表現は難しいですか?
全く恥ずかしくありません。でも、なんだか指のハートをつくることが難しいんです。どうせなら腕で大きなハートをつくります。これからは大きなハートを頼んでください。ははは。
ステージで公演している時、EXOーLの顔はよく見えていますか?
僕が観客席のすぐ目の前に行っても、遠くにいる自分の好きなメンバーを見ているEXO-Lがいます。僕は見ましたからね!そのくらいよく見えていますよ、皆さん。ははは。
セフンさんは【EXO PLANET #5 -EXplOration- 】で「ドレスコードの見張り」として活動しました。厳しく監視していた理由はありますか?
会場を見ていると、ドレスコードを守っていないEXO-Lがいるんですよ。それについて一度話してみたところ、次の日から知らず知らずのうちに見張っておかないと、という義務感が生まれました。正直、地下鉄に乗って会場へ来るまでに恥ずかしくなるかもしれないのに、それさえも受け入れてドレスコードを守ろうとするその気持ちがとても可愛らしいし、一方では素晴らしいことだなと思います。いつも感謝するばかりです。しかも、シウミンひょんもドレスコードの色を合わせて着てきて、僕たちには内緒で会場に来てくれたんです。僕たちが公演する姿をとても見たがっていたそうです。あの日は、シウミンひょんが兵役の生活を始めてからは初めて会った日でしたが、来てくれてとても嬉しかったです。
セフンさんが何をしようとも応援してくれるEXO-Lには、どんな意味がありますか?
僕が辛くならないようにしてくれ、辛くなったとしてもまた立ち上がらせてくれる力です。僕がこんなにも大きな愛を頂けるということにとても感謝しているし、優しくしようと努力しています、ははは。
【EXO PLANET #5 -EXplOration- 】ソウル公演の最終日、セフンさんは「この時間をずっと思い出として大切にしてくれたら嬉しい」とコメントしました。遠い将来、セフンさんは【EXO PLANET #5 -EXplOration- 】をどのように覚えておくでしょうか?
僕の人生において最高の瞬間として記憶されるでしょうね。きっと懐かしく思います。だから公演する度に、会場をたくさん見回して目に焼き付けます。「この瞬間、この感情を忘れてはいけない」と思いながらです。そしてステージでは全てを降り注ぎます。絶対に後悔したくないからです。
<BEHIND THE STAGE>
【EXO PLANET #5 -EXplOration- 】を準備しながら一番気を付けていた部分があるとすれば?
既存の振付を6人バージョンに修正する作業がとても難しく、時間もかなりかかりました。振付を新しく覚える方がむしろ簡単なのですが、絵がいっぱいに描かれている画用紙をきれいに消して、それにまた色を塗ろうとするのでとても難しかったですね。
【EXO PLANET #5 -EXplOration- 】の準備をしながら、演出家とは一番どんなことについて話し合いましたか?
公演の全体的な流れ、つまりストーリーテリングについてよく話し合いました。僕は今回の公演に、EXOのメンバーの現実的な流れを含ませたかったです。イントロであるレーシングのVCRから、ゲームだったと明かされる最後のVCRまでを繋げる流れをつくることに力を注ぎました。EXOは今6人ですが、僕たちはそのまま変わらず一つであるという意味を込めました。
EXOのメンバー全員が今では公演のベテランですよね。今回の公演でセフンさんが出した意見が反映されたこともありましたか?
基本的に、曲の順序や演出についてはEXOのメンバー全員が意見を出しました。僕は、ステージの衣装についてスタイリストさんとたくさん意見を出し合いました。そこで既存の衣装から変更させたものもありました。衣装はパフォーマンスの一部とも言えるくらい重要だと考えています。
公演の途中で髪型をアップにするか、おろした方がいいのかチャニョルさんに聞いたというビハインドストーリーも公開されました。EXOのメンバーにスタイリングについてよく意見を聞きますか?
よく聞くわけではありません。でも公演する日は特別ですからね。誰でもデートをする時は、髪を結ぼうかなとか、おろしておこうかなと迷うじゃないですか。それと似ていますね。公演の日はEXO-Lと会う前に、どんなヘアスタイルにしたらいいのかとても迷ってしまいますね。それで隣にチャニョルひょんがいたので、「ひょん、髪あげようかな?おろしとく?」と聞いたわけですね。
公演が始まる時と終わった後のEXOの姿が気になります。公演が始まる前の控え室の風景はどんなものですか?
運動しているメンバーもいるし、ゲームしているメンバーもいて、筋肉のマッサージを受けているメンバーもいます。緊張をほぐす方法はそれぞれ違います。そういう姿を見ているとすごく面白いですね、ははは。
公演が終わってステージから降りると、多くのアーティストは「空虚感」を感じるそうです。セフンさんはどうですか?
僕は普段から寂しがり屋です。ですから公演が終わると虚しさが湧き上がってくることもあるのですが、そういう時はビール1缶を飲みながら映画を見るだとか、好きなことをしながらいると消えていきます。
これまでのEXO PLANET 公演はセフンさんにとってどんな意味がありますか?
虚しさを感じたり、スランプに陥った時に、僕が正しい道を選択できるようにしてくれる力です。正直、スランプがこない人なんてどこにいるでしょう。僕も同じです。でも、会場には僕が何をしようと愛してくれるEXOのメンバーとEXOーLがいるじゃないですか。公演の時に頂く力によって乗り切るんですね。その過程を通して、もっと強くなっていると思います。
6番目のEXO PLANET 公演をするとなったら、どんなところを補いたいですか?
公演が終わるといつも心残りがあるような気がします。次に機会があるならば、EXOが直接ステージの演出をしてみるのはどうかと考えています。EXOのメンバーの個性や魅力をお互いが一番よくわかっているので、EXOらしい公演を完成させられるのはないでしょうか。
~~終わり~~