EXO’luXion 写真集 インタビュー シウミン 日本語訳

2016年 EXO’luXionの写真集にあったインタビューの翻訳です。
原文はこちらからお借りしました。

http://theqoo.net/kdol/297720360

【THANK YOU FROM EXO (P172)】
2015年、僕たちEXOの全ての活動に関心をもって見守って下さり、応援して下さりありがとうございます。「ありがとうございます」という言葉には飽きたかもしれませんが、毎回この言葉を抜かすことはできません。とにかく感謝しているからです。EXO PLANET＃2 The EXO'luXionというコンサートツアーを通じてEXOがひとつまたグレードアップし、ちょっと成熟したということを少しでも認めて下さったのなら僕はそれだけで満足です。新しいアルバムとコンサートを目前に控えているので、さらに素敵な姿を見せなければというプレッシャーが正直大きいです。EXOは今もなおトップに向かっている途中だと思っています。もっと最善を尽くすということだけでは不十分ですよね。最高にならなければならない、と考えています。今年も一生懸命頑張るので見守って下さい。EXOという名前を輝かせてくれてありがとうございます。EXOの価値をつくり出してくれるのはファンの方々なので、常に恩返しをしなければと思っています。本当に、最高をお見せしますので楽しみにしていて下さい！また会いましょう！

【XIUMIN × Q&A 】
Q.コンサートのステージ上の時間も大切ですが、ステージの外での時間も思い出として残るかと思います。コンサートの練習期間にも楽しいことがあったと思いますが、どうですか？
A.コンサートのステージに立つ時も楽しいですが、実は練習期間が一番ドキドキしています。練習を始めると、やっと感情が募ってくるんです。「あぁ僕たち本当にコンサートやるんだな」「もうすぐなんだな」という感情です。練習をしながら頭の中では「ステージではこういう姿でいなきゃ」とイメージトレーニングをするんです。その時のドキドキは物凄いです。正直練習は体力的にとても大変です。1曲だけすればいいものではなく、様々な新しいステージの練習をしなければならないので。特にシムジェウォン演出家との練習は、さらに、とっても、練習量が多いです。あはは。

Q.体が本当に美しいと聞きました！コンサートの練習期間、どのように体を鍛えましたか？
A.ありがとうございます！やると言ったらやる性格です。体を鍛えるのは思ったよりは難しくありませんでした。朝夕に運動して、食べるものにも気を付けなければなりません。でもコンサートをしながら食べ物にまで気を遣うと、敏感になってしまうんですね。メンバーやスタッフが僕の顔色をうかがっていました。ははは。メンバーも僕から刺激を受けたのか、最近はメンバーの間で運動ブームが起こっています。脱ぐ準備をしているみたいですね。ははは。

Q.シックスパックをつくるには、運動に劣らず食餌療法が大事ですよね。どのようにしましたか？
A.運動と食餌療法を並行させて体重は3キロ減らし、筋肉量がたくさん増えました。1日に2食だけ食べました。炭水化物は全く食べず、肉だけ食べるようにしたんです。元々鶏のもも肉が好きなので皇帝ダイエット（肉だけ食べるダイエット名）をしました。牛ロースを少量食べるんです。それと、サラダがあまり好きではないのですが、体のためにたくさん食べました。お腹がすくので食べるようになるんですよね。

Q.食餌療法をしてみるとダイエットを諦めたくなる瞬間があるじゃないですか。その危機をどのように克服しましたか？
A.僕がステージで観客の皆さんに腹筋を見せる瞬間はわずか10秒くらいなのですが、約1か月間食事の管理を維持しながら堅く決心しておくのは容易ではありませんでした。でも始めたものなので終わりを見たかったです。やり抜きたかったです。「これしきなんだ！」という思いが大きいです。そしてステージで上着を脱いでセクシーなパフォーマンスをする時にじぃんとなる感情は特別でした。上着を脱ぐとファンの歓声が普段と全く違うんです。その面白さがあるからセクシーなパフォーマンスをするのかもしれません。僕をセクシーにさせてくれたのはファンの皆さんです。

Q.EXO PLANET＃2 The EXO'luXionを無事に終えた感想を一言お願いします
A.EXO PLANET＃2 The EXO'luXionはEXOをより一層成長させたコンサートでした。公演の面白さに気付かせてくれたコンサートとも言えます。思いっきり僕たちの限界値を超えた公演をしたと言えると思います。EXO PLANET＃2 The EXO'luXionを成功させて終わることができたので自信もつきました。でも、今回のコンサートが満足するものであった分、次回のコンサートに対するプレッシャーも大きくなりました。「次のコンサートではさらにグレードアップした姿を見せたいけれどできるかな」という悩みができるわけですよね。最近は「観客を体感できるくらに飛躍的な成長ができるか」ということに悩んでいます。

Q.EXO PLANET＃2 The EXO'luXionは1回目のコンサートとはどんな風に変わりましたか？
A.THE LOST PLANETコンサートを通じて「コンサートはこういうのなんだな」と学んだ気がします。今回のコンサートでは「僕たちがコンサートを導いているんだな」と感じました。「導いた」というよりは「楽しんだ」という表現が合っているかもしれません。特に観客の皆さんと触れ合いながら感じた楽しさが大きかったです。

Q.東京ドームの公演とEXO PLANET＃2 The EXO'luXion[dot]ではソロのスポットライトステージを見せてくれましたね。ご自分の中でどのような変化がありましたか？
A.EXO PLANET＃2 The EXO'luXionの公演は44回ほど行いました。30回くらいからステージに自信を持つようになったんです。自然と観客の皆さんに僕だけのステージを見せたいと思うようになりました。だから演出家と相談し、幸いソロのスポットライトステージができることになったんです。今回、僕シウミン個人的に、EXO PLANET＃2 The EXO'luXionコンサートでのソロのスポットライトステージを通じて、普段もっていたソロステージに対するプレッシャーを振り払うことができました。

Q.EXO PLANET＃2 The EXO'luXion[dot]ではセクシーなパフォーマンスを見せて下さいましたが、とても印象的でした。シウミンさんが提案したコンセプトなんだとか？
A.東京でのソロステージはジェウォン演出家が提案してくれましたが、EXO PLANET＃2 The EXO'luXion[dot]のステージについては僕が演出家にステージに関するアイディアを提案しました。「Drop That」の時に、パワフルでセクシーなソロのスポットライトステージを見せたいんだと伝えました。たった数秒でもいいので時間をつくってくれないかと頼んだのです。できると返事をもらった瞬間から、そのステージのために1か月間とっても頑張って体を鍛えました。

Q.次のコンサートではどのような姿を期待できますか？
A.次のコンサートでは今回のコンサートとはまた違う姿で観客の皆さんの歓声デシベルを高くさせる計画です。同じ姿をお見せするのは退屈ですよね。ビジュアルの面でも同じです。髪を染めるとか、体を鍛えるとかそうやって毎回ステージごとに違う姿をお見せしたいです。「前回のコンサートと似てるね」という言葉は絶対に聞きたくありません。新しければ新しいほど良いです。僕のステージを見る大勢の方が「シウミンにはたくさん魅力があるんだな」と感じて下さると嬉しいです。頑張ります！！期待して下さい！

Q.ステージにおいて、他のメンバーと比べるとあまり喋らない方ですね。元々口数が少ない方ですか？
A.僕は話す時に自分が守れることだけ話そうとするんです。また、コメントの準備を前もってする性格ではないので、大体その場で即興的に話すんですが、責任を持てることだけ言おうとするので、慎重になって自分も知らないうちに口数が少なくなっているんだと思います。

Q.コンサートのコメントの時間に「皆さん、輝く準備はできましたか？」と言うそうですね。そのコメントにはどのような意味があるのですか？
A.「輝く準備」には色々な意味があります。ステージ上で見るとファンの皆さんのLEDペンライトが僕たちにとても大きな力をくれます。だから「輝いて下さい」と言う時もあります。もう一つは「自ら輝く人になって下さい」という意味もあります。EXOと一緒に楽しむのも良いですが、自分自身をもっと大事にして下さいねという気持ちからです。EXOがファンの皆さん一人一人、全員を見てあげられるわけではありません。普段からファンの皆さんに言いたかった言葉でした。それから、「皆さんも輝く準備ができましたか？このコンサートで！」という意味にもなります。EXOだけでなくファンの皆さんもコンサートの主人公なのですから。

Q.今回のコンサートで重要な要素の1つがファンの皆さんとの心の通じ合い、触れ合いだと聞きました。それは容易なことではないと思いますが、どのように表現しましたか？
A.ジェウォンさんは「お客さんと目を合わせろ。お客さんの目を20秒以上見ろ」と言いました。実際20秒は無理ですよね。はは。20秒間どうやって1人だけを見るんでしょう。でもジェウォンさんの助言のおかげで今回のコンサートではファンの皆さんの目をたくさん見ました。最初は照れてしまって長くは見られませんでしたが、今は慣れてきました。ファンの皆さんの目を見ながらコメントするので、皆さんのエネルギーが変わっていくのを感じるんです。僕が、ある言葉、表情、ジェスチャーをした時に返ってくる反応が違うんです。「ファンの皆さんがEXOに集中しているんだな」「楽しむ準備ができてるんだな」と思うんです。皆さんのそういう反応によってEXOもまた変わっていきます。お互いに集中する気持ち。これが心の通じ合い、触れ合いということじゃないでしょうか。

Q.ステージ上でコンサートしている瞬間にも観客の集中度が感じられますか？
A.恐らく僕だけでなくEXOのメンバー全員がファンの皆さんの反応を全身で感じています。だから、客席の反応が良ければ良いほど僕たちもさらに楽しく公演できます。観客の皆さんが熱気を送ってくれると、その熱気を受け取って楽しくなり、感動し、そして達成感も感じられます。

Q.ソウルでのアンコンの時に誕生日を祝ってもらいましたよね。ステージ上で誕生日を迎えた時はどんな気分でしたか？
A.照れくさいです。人によって好きなことって違いますよね。誕生日を祝ってもらったら勿論嬉しいのですが、それに負けないくらい照れくさい感じもしました。正直、誕生日を祝ってくれることは期待していました！でもいざそれをされると、ステージ上では少しぎこちなくなるのは仕方ないのかもしれませんね。僕がどんな表情だったのか、何を言ったのか覚えていません。とっても恥ずかしかったんです。

Q..EXO PLANET＃2 The EXO'luXionの中で、一番満足したステージはどんなものでしたか？
A.満足したステージは多かったです。1年間たくさんの公演をしてきたので。でもその中で1つを選ぼうとするなら、僕のステージを話したので恥ずかしくもありますが、.EXO PLANET＃2 The EXO'luXion[dot]でお見せした僕のソロステージが一番満足したものでした。僕のアイディアが入っていて、振り付けもかっこよかったし、練習も後悔がないくらいに一生懸命にやったし、観客の皆さんの反応も良かったです。全てがうまく合わさってやり遂げられました。それから公演としてみるなら、44回目の公演が一番気に入っています。最後の公演では本当に「最後まで走ってみよう」というマインドでコンサートを楽しんだので、より面白かったように思います。仕上げをきれいにできた感じです。

～終～

最後まで読んでいただきありがとうございました<m(__)m>