xiiukooの日記

EXOの曲の歌詞や、雑誌のインタビューの翻訳をマイペースに載せていきたいと思います。Twitterアカウント→@icexo99

2017 DAZED カイ インタビュー翻訳

カイちゃん 雑誌DAZEDのインタビュー訳です。

 

Q.差支えなければ今日は「カイ」の代わりに本名で呼んでもいいですか?以前からキムジョンインという人に興味があったんです
A.芸能人として生活するうえで「ジョンイン」という名前はほとんど使いません。プライベートではない仕事の時に本名で呼ばれるのはぎこちなさもありますがいいですね。好きなように呼んで下さい。

Q.「カイ」として生きている時間よりも「ジョンイン」という名前で過ごした時間の方がはるかに長いのに既にぎこちなさがあるんですね?
A.それ自体がぎこちないというより、仕事をする時は「カイ」という名前が慣れているんだと思います。今日のこのインタビューも「仕事」ですよね。仕事の時に「ジョンイン」という名前を聞いたので、良いなとも思うし不思議な感じもします。

Q.종인の漢字は?
A.鐘仁です。明け方早くに起きて鐘を打つ善良な人になれという意味で祖父が直接つけてくれた名前です

Q.インタビューはたくさん受けてきたと思うのですが、飽きませんか?
A.全然。むしろ楽しいです。今日のように撮影を終えて個人的にやるインタビューが好きです。インタビューというよりお喋りする感じで自然にお互いを知っていく時間ではないですか?心の内も話しながら。

Q.ジョンインさんの前に座って質問するインタビューについて気になる時があるんだと?
A.僕も人間です。インタビューをするんだと言って、座って僕だけの話をするのはつまらないです。一緒にお喋りしないと。そうして今僕の前にいる「ひょん」とのインタビューが気に入れば、個人的に親しくもなるってことです。

Q.誰かが、インタビューとはまるで「昨晩に書いた日記」のようだと言ったそうです。次の日になると恥ずかしくなって見られないってことですね。ジョンインさんはどうですか?
A.自分のインタビューを一生懸命読む方です。この時はこういうことを言ってたんだな、あんな考えだったんだなって。もう一度読んでみると新鮮です。デビュー初期の未熟な気持ちで受けたインタビューをもう一度見ると恥ずかしくなることもあるかもしれませんが、まだそういうことはないです。初めから恥ずかしかったり照れるような発言はしないタイプです。

Q.仕事だと言っても写真を撮られるのはぎこちなくて落ち着かないという人も多いです。ジョンインさんは大丈夫そうに見えます。好きなんだというのがわかります
A.人見知りするタイプではあります。よく知らない人に会うと不愛想でとがっているとよく聞きますが、本当は情も多いし義理を大切にします。僕の職業は芸能人ではありますが、注目を受けたり先頭を切って何かをするのはまだ難しいです。でも写真を撮られるそれ自体は幸せなことだと思います。ポーズを選ぶこと、写真家との呼吸、現場の雰囲気、そういう瞬間がとても好きです。

Q.写真の中の自分の顔を見ながら何を考えますか?
A.僕がとったポーズや表情が良く写ってるな~。気に入った。そんな風に思います。わざと現場でモニターをあまりチェックしないのですが、読者の気持ちで本が出るのを待っていて、「じゃーん」と言って見たいなと思ってます。

Q.今日の撮影はどうですか?自身の姿が載った「DAZED」が出るのを待とうとは思いますか?
A.僕の姿がどんな風に載るのか楽しみです。撮影は本当に楽しかったです。ところで僕たち今日凄くたくさん写真撮ったのですが、「DAZED」に2か月くらい出ても良くないですか?(笑)マネージャーひょんが、凄くたくさん撮ってるんじゃないかと止めようとしたのですが、とても楽しくて全部撮ることにしました。

Q.腕時計をつける男性とそうでない男性がいますが、ジョンインさんは?
A.腕時計はつけません。ネックレスもしないし、かばんも持ち歩きません。面倒くさくて。でも数日前にニットの上からネックレスをつけたのですが、手首がさびしく見えたので腕時計が1つあればいいなと思いました。今日撮影で見たシンプルな皮のベルトの時計が気に入りました。今は、高くて派手なものは僕のスタイルではありません。

Q.時間の約束はきちんと守る方ですか?今日は時間よりも早く来ていましたが。
A.その時によりますね(運ですね)。よく寝たなという時は約束を守るし、疲れると少し遅れる場合もあります。仕事に関連する時間は守ろうと努力する方で、だから早朝にはなるべくスケジュールを入れないようにします。守れる時間帯に約束をします。

Q.個人的にジョンインさんをかっこいいダンサーだと思っています。ダンサーとしてとても良い体をしていると思いますが、維持するために内的にでも外的にでも大事にしている原則なようなものはありますか?
A.バレエをしていたのが今でも大きな影響を与えていて役立っています。ご存じだと思いますが、今年足を怪我して4か月間ダンスは勿論、動くことも不便な状態で過ごしました。太るしかない状況だったのですが、すぐ5キロくらい増えてしまいました。筋肉が全部落ちてそこに脂肪がついてしまって。負傷を回復して久しぶりにまた踊ろうとすると体が重くてどうにもなりませんでした。脂肪がつくと踊る時に、鋭くさや軽やかさが出ないのでストレスを感じました。すぐダイエットを始めて今は3キロくらい戻しましたがダイエットは継続中です。

Q.推測ではありますが、23歳のダンサーは力や技術すべてが絶頂の段階ではないかと思います。一番美しい時期でもあって。
A.今年は負傷してたくさん踊れなかったのが残念です。その質問を聞いて考えてみると、8歳の時から踊り初めてから時期によって違っていたなと思います。あの時(8歳)はただ可愛くやっていて、中学生の時は踊っていたダンスがいたずらっ子みたいな感じでした。19歳の頃、デビューした頃は今より本能的に踊っていた気がします。23歳である今は、成熟している段階ではないかな?個人的には今より27歳28歳の時にどんなダンスを踊るのか楽しみです。肉体的にも精神的にも完璧な準備ができているような気がします。

Q.私もその年齢にジョンインさんがどんなダンスを踊るのか気になります。好きなことではありますが、疲れる時もありませんか?
A.自分のすることがつまらないと耐えられないタイプです。ダンスすることはただ幸せなことなわけではありませんし、27歳になった時にダンスがつまらないものになっているかもしれません。そうなら、思い切ってやめるつもりです。でも8歳の時から今まで幸せと同じくらいにストレスもたくさん感じながらここまで来ました。まだやめていないのを見ると、今後もずっと続けていくと思います。

Q.僕がダンスをどれほど愛してることか~という告白のようにも聞こえます
A.そうですね。それです。どんなに面白い仕事でも僕の未熟さを見つけて満足できなければストレスを受けませんか?そのプレッシャーから一回ずつ逃げ出す穴を作ろうとそう考えている気がします。ダンスをやめることはないと思います。

Q.ジョンインさんに会って漠然と気になることがあります。失礼でなければお母さんがどんな方なのか教えてくださいますか?
A.お母さんですか?お母さんは明るい人で、でもあれこれと心配も多くて少女みたいに可愛いです。お母さんに「わきまえてない」なんて言っても大丈夫かな?(笑)誰よりも、この世界のどんなお母さんよりもお母さんらしいと思います。僕をこうやって育ててくれたのをみると凄いとしか思えません。練習する時、辛いとお母さんを思い出します。今息子が少し有名になりましたよね?お母さんと一緒に道を歩くと、お母さん1人で前の方に歩いていくんです。なんでそうするのか聞くと、「やぁ、お母さんって呼ばないで~!周りの人がお前に気付くじゃない。恥ずかしいんだってば」と言いながら1人で前の方に行っちゃいます。

Q.お母さんのお話をしたので表情ががらっと変わったのお気づきですか?顔から愛情があふれています
A.そうです。愛してますよ、お母さん

Q.人はそれぞれ顔に生きてきた形跡が残っていくものです。ジョンインさんのことはよく知りませんが、顔になんだかわびしさのようなものが見える時が多いです。生意気な錯覚でしょうか
A.性格は明るい方なのですが、基本的には沈潜する面もあるんです。一人でいるのが好きだし、涙もろい方でもあります。友達も多くはないです。憂鬱になって疲れてしまう時があるのですが、そういう時は家にだけいます。でもそういう感情から顔をそむけたり、逃げ出そうとはしません。向き合って辛いのと同じくらい泣いてしまって、きれいに洗い流します。それは恥ずかしいことではないです。

Q.恥ずかしいだなんて、アーティストにとってそういう感情は貴重な財産です
A.そうですね、そう思います。

Q.どうすれば私たちは今よりも幸せになれるでしょうか。ジョンインさんはその答えを知っている気がします
A.考え方次第でもありますが、ひょっとすると幸せというものは素晴らしいことではないのかもしれません。努力の問題でもありますが、幸せになろうと意識して努力しようとすると目の前に幸せが見える時があります。多くの人は幸せな時、自分では幸せだということに気付かず通り過ぎてしまう場合も多い気がします。決心したことによっては、今この瞬間が人生で一番幸せな瞬間であるかもしれません。幸せだという言葉、幸せになれという言葉もたくさん言おうと努力してます。今日僕たちが別れる時に「ひょんとのインタビューとても良かったです」と言えばあなたも僕も幸せな感情を感じませんか?幸せというのは、ほんとに大したものではないのかもしれません。

~終~

 

最後の幸せに関する考え方や、ダンスに対する姿勢など、カイの人柄がよく見えて素敵なインタビューですね(*‘ω‘ *)

最後まで読んでいただきありがとうございました<m(__)m>