xiiukooの日記

EXOの曲の歌詞や、雑誌のインタビューの翻訳をマイペースに載せていきたいと思います。Twitterアカウント→@icexo99

Allurekorea スホ インタビュー訳 2017年3月号

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スイスでの撮影をしたスホさん~(*‘ω‘ *)
メンバーと一緒に行きたかったというスホさん~~いつかみんなで行けるといいですよね。私もいつか行ってみたい国です~


【インタビュー訳】⇩


ひょっとすると大きなサングラスをかけて周囲の視線を避けるかもしれないと思っていたが、スホはとても自然な姿でキャップを被ることもなく空港に現れた。そしてその自然な姿は全ての旅が終わってまたソウルへ到着する時までずっと続いていた。その他にもスホとのスイスの旅は、「EXOのメンバーであれば明らかにこうだろう」という予想が間違っていたということに気付かせてくれた。世界的なスキー場シルトホルンでも、空き時間ができるとジムを探す規則正しい生活のアーティストであって、眺めているだけでもくらっとするアルプスの高嶺からパラグライダーをしてしまうくらいに素晴らしい冒険家であった。過去と現在が向き合っているチューリッヒのホスカでは、朝早く起きてジョギングをし、一番行きたい場所としてチューリッヒの現代美術館クンストハウスだと話してくれた。そこに所蔵されているゴッホの自画像の前にスホはしばらくいた。そうやってチューリッヒとシルトホルンを行き来しながら、地球上で最もファンが多いEXOのリーダーの素顔に出会うことができた。なんといっても好きなものはメンバー、そしてファンと一緒に分かち合いたいという思いやりまで。インタビューは私たちの2つ目の目的地であったチューリッヒへ向かう汽車の中で行った。窓の外ではスイスが刻々と表情を変えていた。

Q.既に日程の半分が過ぎました。今回の旅行はどのような意味がありますか?
A.ヨーロッパはあまり来ない場所であり、スイスは多くの人が行ってみたいと言う国なので楽しみにしていました。このチャンスにと、風景を感じとって共有したかったので新しくカメラを買ってしまったくらいわくわくしていました。

Q.撮影もしているので完全な旅行ではありませんね。ここに来る時仕事をしに来るんだという気持ちでしたか?或いは旅行するという気分でしたか?
A.確かに仕事をしにいくんだという気持ちではありませんでした(笑)スイスで撮影するとうのはそうそうないことですので。撮影を兼ねて旅行をする気分?一瞬一瞬が楽しいです。すごく素敵です。

Q.どんな旅行が好きですか?リゾート系?またはアクティビティ系?
A.僕はアクティビティが好きです。自然と景色を感じることが好きなので、先月1月にはアメリカに行ってグランドキャニオンに行ってきました。

Q.そうでなくても、昨日パラグライダーをしたいと言ったのでとても驚きました。どうでしたか?高度が高くて20分くらい飛んでいましたね。
A.とても楽しかったです。忘れられません。空から見るととっても素晴らしい眺めです。大自然の前で果てしなく小さくなる瞬間。僕が途中で叫んでいたので、それが映像に全部残っているかと思います。次はメンバーと一緒にスキーをしに来たいです。

Q.メンバーにスイスの写真を送ったりしましたか?
A.グループチャットに送りました。でも遊びに行ったところの写真には反応が薄いです(笑)逆に撮影中であるものを送ると、「大変そうだね」「頑張って」と言ってくれます。

Q.はは。メンバーは今回のスイスの写真を仕事として考えてくれているのではありませんか?
A.そうでしょうね。100%!チャニョルが雪の写真を送ってきたので、僕は格の違う風景写真を見せてあげました。

Q.新年を迎えてまだ日が浅いですが、いつからかいつも新年をEXOと一緒に迎えているんですよね。歌謡大祭をすると常に一番最後に出てくるじゃないですか。「最高峰」といいますか。
A.はい、とてもプレッシャーにはなりますが…。僕たちがエンディングに立つことが多いですね。

Q.約4年間ではないですか?どんな気分ですか?
A.ありがたいことに、4年連続で大賞を受賞したので、ほぼ最後の方でステージに立つことになっていると思うのですが、少しずつプレッシャーにもなっています。他の素晴らしい先輩後輩の歌手がステージを見ているので、よりうまくやらなければならないと思ったり、この賞に恥じないようなステージを見せなければならないといつも感じています。

Q.「EXOがまた伝説をつくった」このようなヘッドラインも慣れてきましたか?
A.今年も僕たちにとって大きな課題となる1年になるのではないかと思っています。賞が重要なのではなく、長年経っても素敵な歌手として覚えて頂けるようになりたいので1年1年が大事だと思います。事務所は勿論、メンバー同士でも「今年1年が良ければ大丈夫だ」と3~4年間言い続けています。

Q.授賞の発表がされると、受賞の前にメンバー同士が集まって丸くなっていましたね。あの時はどんな言葉を交わしたのですか?
A.お疲れ様。来年も頑張ろう。こういった言葉をたくさん言います

Q.受賞コメントを担当することが多いですが、あらかじめ準備しておくのですか?
A.ある程度は準備します。大学入試の時に先生がこんな風に言いました。正直に話すのが正解なんだ、作られた話をするのは人々の心に響かない。デビュー初期は覚えた通りに話していたので、周りからアナウンサーみたいだ、人間味がないと言われていたんです。その時から、ステージに上がる前に5~10分考えながら即興的に思い付くことを言うように心がけています。MMAの時に、ジャックスキス先輩たちのステージがとても感動的だったので、前もって準備したコメントは伏せてその時に感じたことをそのまま話しました。すると、多くの方が良かったと言ってくれました。

Q.EXOが出演する番組やVappを見ると、チームで司会の役割を担っていることが多いようですね。メンバーとトークを進めていくのはどんな感じですか?
A.よりプレッシャーになります。メンバーたちは僕の司会が面白くないと叱ってくるし、からかってくるんです。そういうのが面白い要素になる気がします。ベッキョンが毎回主導するのですが、人生の楽しみが僕をからかっているのではないかと・・・

Q.ははは。ベッキョンさんも一緒に来ると良かったですよね
A.正直に言うと、長時間飛行機に乗るのが大変だというメンバーも多いんです。だから休みの時にアジア地域以外へ行くことが少ないです。ソウルから脱け出さない子も多いんです。

Q.EXOのアルバムを聞くと、音楽的にも少しずつ成熟してきたと感じます
A.メンバーたちも個人的に成長していて、僕たちの曲を収集するA&Rチームが一生懸命やって下さいます。僕たちも各自で音楽について学び続けていますし、チャニョルも本当に一生懸命です。音楽的な成長は僕たちとSM A&Rチームが一緒に成熟していったからだと思います。僕たちの意見も少しずつ多く反映されています。

Q.今回のアルバムではどの曲に意見が反映されましたか?
A.「LOTTO」もそうですね。他の曲もあったのですが、6対4ほどの意見でこの曲がタイトル曲となりました。他の曲は少年っぽかったので一昨年あたりに出せばよかったかもしれませんが、「LOTTO」はより成熟した男っぽい感じがありますよね。クールな感じを出したかったのでこの曲を選びました。

Q.もっと大人になった姿を見せないといけないという方向性はありますか?
A.それはメンバー全員が同意してくれると思います。特に振り付けの面で成熟したクールな感じを出せる曲がほしいと言っていたと思います。メンバーが積極的に意見を出せば、僕が全体的な意見としてまとめます。

Q.今回のアルバムではスホの声の魅力が感じられるバラード曲が多かったと思います。「White noise」もそうですね
A.まだ未熟ですが、それでもたくさん成長したと思います。練習生の時には言われたこと、与えてくれることだけをやっていました。メンバーや友達の中には自分だけの味を出す子もいたのに。だから、録音された自分の声をたくさん聞きながら自分だけの味を探す努力をしました。僕は練習生期間もとても長かったのですが、練習生の時よりもデビューしてからさらに上達しました。やはり練習生の時に基礎を固めたのでそうなんだとは思っています。

Q.ダンスメンバーではありませんが、ダンスでも成長が感じられましたよ?
A.ダンスは違いますね。今も成長できてないですよ(笑)

Q.「Monster」ではとてもかっこいいソロパート踊っていたじゃないですか!
A.その振り付けが凄く大変だったんです。他のメンバーも難しがっています。満ち溢れた感じを出さなければならないのですが、僕にはそうった「feel」が足りなくて練習を本当にたくさんしました。でもコンサートをし続けていくと力が少し抜けて、時折「feel」が凄く入ってきて壊れたようになり、また衣装によっても振り付けの感じが変わります。最近の授賞式のステージは個人的には満足できるものではありませんでした。

Q.EXOはデビューの頃からかっこいい振り付けを見せてくれていますよね。相当難しく見えるのですが、前回の「無限挑戦」でのコラボレーションを見たら、2日間だけで振り付けを覚えたらしいですね。全員天才なんですか?
A.はは。たくさんやってきているので、似ている動作も多いですし前よりは振り付けを覚えるのが簡単になってきているのは事実です。僕は少し欲が出てきているので個人のレッスンも受けています。頻繁にはやっていませんが、時間ができるとしています。

Q.とりわけ覚えるのが難しかった振り付けもありますか?
A.「Lucky One」です。人はあの振り付けを簡単だと思うのですが、とりあえずステージに立つと体力的に大変で死にそうですし、かっこよくするのが難しい動作がたくさんあります。僕が尊敬する振付師トニーテスタとは「中毒」と「Wolf」をやったのですが、かえってそれは調和が合えば難しくはないんです。僕は「中毒」の振り付けが一番好きかなと思います。歌もコンセプトも気に入っています。

Q.スイスに着いてソロ曲「カーテン」が発表されましたね。どんな曲なのかいち早く聞いてみたら、ジャズ風の柔らかい曲でした
A.僕がそういった雰囲気を要求したので作曲家さんとたくさん話し合いながら、長い時間をかけて準備しました。一つの楽器に声を重ねたかったのでピアニストの方とコラボレーションをしました。SMSTATIONはなんといいますか、商業的なプロジェクトではありません。

Q.この曲でどのような姿を見せたかったですか?
A.僕の声を聞かせたかったです。EXOにはベッキョン、ディオ、チェンという素晴らしいボーカルがいますが、スホというアーティストもいるんだということを一度くらいは見せたかったです。運がよく、素敵な曲に巡り合えて出すことになりました。

Q.最近EXOのメンバーの個人活動が増えてきましたね
A.メンバーごとにやりたこともたくさんあるし、実力もついてきたので時間があればやろうと、事務所も助けてくれています。ドラマ「宇宙の星が」も僕が演技をやりたいのでやることになりました。映画やドラマの小さな役でもやりたかったので探していたんです。

Q.私もそのドラマを9話まで見てきました。芸能人の話なので共感する場面も多かったと思います。例えば、幼い子供たちが「ウジュだ!」と言ったら「僕は君らの友達なのか?」という場面ですね。
A.はは。若い子がタメ口で話してきたら言いたいセリフではありますね。僕も「お、あんにょん!でもひょんにはタメ口で話さないでくれる?」と言ったことはあります。まず、ウジュが歌手の役だったので共感できる話でした。ステージで一人歌う場面があったのですが、それはよく経験する状況ですね。車に乗ってマネージャーや事務所の人がアドバイスする場面もです。僕はイヤフォンをして遮断するといったことはしませんが。ウジュと似た面もありつつ違いますね。

Q.どんなところが似ていますか?
A.人は誰でも明るい面と暗い面がありますよね。僕が一番暗い時、気分が最悪な時、凄くやつれている時の僕の姿を借りてウジュを表現しました。でもウジュはいつもその状態なんです。僕が一番気分の悪い時がウジュにとっては普段の気分なわけです。

Q.女性の主人公に会ってから変化していきますか?
A.ドラマが長くないので早く変化しなければなりません。多分今頃(の放送で)変わってると思います。

Q.芸能活動によって学業を中断しましたが、元々は演技で韓国芸術総合大学に入学しましたね
A.僕が練習生だった高3の時に足を怪我しました。1年ほどダンスができなくて、すぐにダンス歌手としてデビューするのは難しい状態でした。だからその間に何ができるか考えたら、演技学科として大学に入ることを思いつきました。活動している中で、また演技をしなければなぁと思っていたのですが、「グローリーデイ」に出会ってもう一度演技することになりました。

Q.ステージとはまた違う面白さがありますか?
A.ステージと違って演技は変化要因からくる面白さがあると思います。外でのシーンなのに雨が降ってきたから室内で即興的に撮影するといった変化によって、より良く撮れることもあるんですね。新しい人に出会えるのも楽しいです。撮影現場ごとに違う監督、俳優と会うので毎回新しい気分になります。

Q.今年は何をしたいですか?
A.はぁ…

Q.いや、なぜ深いため息を?
A.演技に関しては、今年はドラマでも映画でも小さな役で素敵な先輩と活動してみたいです。ありえないのですが、しょっちゅう作品で僕が主演を務めているんです。ディオがチョ・ジョンソク先輩と演技した時はとても羨ましかったです。ひょん達と、演技や人生について話して共有してみたいです。

Q.親しい俳優さんは多くないですか?
A.ビョン・ヨハンひょん、イ・ドンフィひょんと親しいのですが、撮影現場で会うわけではないので。会うと、半分以上は演技の話や映画の話です。お互いに台本を読み合ったりします。学校を卒業したり通っている先輩後輩と会うと、演技の話しかしません。演技の練習をした時に学校に行って練習したんです。そうしながら知らない後輩にも会いました。

Q.EXOの他のメンバーも少しずつ演技としての領域を広げていますが、お互いに話をしますか?
A.しょっちゅうはしませんが、応援はたくさんしてくれます。ディオとシウミンひょんが撮影現場にみかんとビタミンを持って応援に来てくれました。

Q.EXOとしてはどんな計画がありますか?
A.どうなるかは状況によって変わりますが、どの時よりもグループとしての活動をする1年になると思います。僕は人生を「質量保存の法則」と考えています。幸せだと不幸なことが起こり、不幸だと幸せなことが起こると思うのです。僕も地球上の1点でしかないので、一喜一憂しないで心穏やかに2017年の活動ができればいいなと思っています。これは僕の2017年の覚悟です。

Q.とりあえず、他のメンバーがいなくて一人なのでなんだか寂しく見えますね
A.寂しいです(笑)

 

~終~