SINGLES ジョンデ インタビュー
SINGLES(2017 3月号) ジョンデ インタビューの訳です!
Q.Dynamic Duoとのコラボレーション曲「待ってから行け」が音源チャートでも1位を占めました。
A.記事を見てとても驚きました。全ての1位が特別ではありますが、音楽番組の活動を1度もせずに1位をとったからか、より格別な気分です。
Q.Dynamic Duoとチェンの組み合わせは正直少し意外でした。どのようにして始まった活動でしたか?
A.ゲコひょんの作業室に初めて遊びに行った日。ひょんとあれこれと話を交わしました。その頃からダイナミックデュオの歌を聞いて育ったという話をしていたら、「それじゃぁ僕たち一緒に作業したらどうか?」こんな風になりました。「ダイナミックデュオひょん」と一緒に曲を出すなんて。僕の目標のうち1つが叶ったわけです。
Q.最近、この曲を聞いて慰められている人が多いんだそうです
A.歌を歌いながら一番気を付けたのは歌詞を伝えること。声を強調するというよりは、歌詞がきれいに純粋に伝わることを願いました。内容がMVの雰囲気ともぴったり合っているようです。ひょんたちや僕たちは一度も出てこないにも関わらず。リューボク(正しい発音はよくわかりませんTT)先生お一人の存在感だけでも十分に素敵です。
Q.昨年際立って、様々に盛んな活動を見せてくれました。EXOの完成体として3枚のアルバムを出し、個人的にはEXO-CBXの活動とドラマのOSTもありました。
A.2016年は歌手としての意欲をもっていた1年でした。特にCBXの活動をしながらはさらにそうでした。シウミンひょん、ベッキョンと「Hey MaMa!」の活動が終わった直後からすぐに次のアルバムの話をしたくらいに。まだいつどんな歌でカムバするかはわかりませんが、構想は継続して行っています。
Q.「太陽の末裔」ではPunchと一緒に歌った「Everytime」がドラマの場面を活かしたと言われています
A.そのように言って下さってありがとうございます。でも、むしろ僕が反対にドラマと俳優さんたちの恩恵をあずかりました。あの歌を通じて僕の声を知ってくれる方がたくさん増えたので。
Q.「大丈夫だ、愛だ」、「月の恋人」のOSTにも参加しました。ドラマの挿入となる歌を歌う時はどのような部分に集中しますか?
A.「大丈夫だ、愛だ」でOSTに参加することになった時はディオが助けてくれました。どんな風に歌えばドラマとよく合うか聞いて、アドバイスを求めました。最近はドラマやキャラクターよりも歌自体のメッセージを理解するようにしています。僕は演技者ではないため、音楽として近づいていくのが正しいと思います。曲を忠実に理解して歌えばドラマの場面とも十分に合うようになると思います。
Q.本来歌う時は歌詞と感情を伝えることを重視するんだと聞きました。最近の若い歌手はテクニックや歌う方法に重点を置いている場合が多いのですが。
A.とりあえず、僕が好きでうまくできる方法で歌いたいです。僕は音楽を聞く時に歌詞に集中するため、僕の歌を聞く人も歌詞をまず聞いてくれたら嬉しいです。歌詞がきちんと伝わるには感情表現もうまくしなければなりません。反対に感情移入ができていれば歌詞も効果的に伝わりますので。そんなにスキルが重要ではないというわけではありません。未熟な部分が多いので練習し続けて補っていかなければなりません。
Q.EXOのメインボーカルであり、チームを超えて優れたボーカリストとして認められているのに?
A.まだまだです。収録したものを聞きながら満足したことは一度もありません。世界には歌が上手い人も多くて。
Q.技術的に一番補いたいと思うのはどんなところ?
A.グルーブが弱い方です。バラードを歌う時とR&Bを歌う時は力量の差が大きいです。それ以外にもチームに属していると、僕と他のメンバーの長所、短所をそれぞれ確実に気づくようになります
Q.メンバー同士でお互いに刺激も受けそうですね
A.デビューして6年目です。今や収録室に入っていくだけでメンバーの力量が上達しているのが目に見えます。これまで収録しながら積み重ねてきた経験がどれだけ役に立っているのか実感しています。僕の順番になると自然により頑張るようになって。
Q.人数が多いパフォーマンスグループのメンバーで、OSTや「覆面歌王」のステージのようなボーカリストの力量を見せるという機会はあまり多くなかったです。歌に対する欲、野望はありませんか?
A.チームとして活動してみると、個人的に知ってもらって、視線を向けてもらえるまで時間がかかるのはみんな同じです。個人的に歌いたい歌は練習室で全部歌います。そうするとある程度は解消されます。最終的な夢は、僕が好きなスタイルの曲を直接作って歌うことです。
Q.最近練習室でよく歌う曲があるとするなら?
A.ビヨンセの「Hello」。最近出た曲ではありませんが、少し前に運転していた時に偶然聞いたんです。女性のキーなので高いのですが、歌がとてもよくて僕のキーに合わせて歌ってみたいです。
Q.そういえば以前、ポータルサイトの音楽ページでシム・ギュソンとエピトンプロジェクトの曲をオススメしているのが印象的でした
A.聞くことにおいては、最大限オープンな状態にしておくことにしています。インドの音楽もプレイリストに入れておいて、ハマった歌は探してみて。そうやって知った曲が「花のように一時だけ愛してくれるってこと?」でした。
Q.まさか今、最高の全盛期を楽しんでいるボーイグループのメンバーがその感性を理解しているということですか?
A.僕はちょっと….アナログ感受性です。SNSやインターネットもあまりしません。特別な理由はないのですが、いつのまにかこんな感じになっていました。友達は機械音痴とからかったりもします。
Q.他人が全部知っていることを一人だけ知らないのも大丈夫ですか?
A.あまり気にしません。僕は自分の時間が流れるままに生きているんだと思います。
Q.自分の意見がしっかりしていますね
A.僕自身についての確信がなければならないと思っています。そうでなければあれこれと邪魔されて流されてしまいます。自分で確信をもってその道を一歩一歩進んでいくのが楽です。だから、実は曲を書くのも少し待っているんです。周りの人は、あれこれと挑戦しながらやってみなよと言ってくれますが、やりたい音楽が何か確実にわかったら始めるのが僕には合ってるみたいです。「時がきたらやるだろう」というのんびりなところがあります。いずれにせよ、一生音楽をやっていくでしょうから、果物のように時間が過ぎていくうえで熟れていくものだと信じています。
Q.デビュー前とデビュー後、どんな点が一番大きく変わりましたか?
A.昔は内省的で自信がなかったです。人の前で緊張してうまく話せもしなかった性格が、活動をしながら大きく変わりました。
Q.EXOのメンバーの中でもシウミンとチェンは「キム兄弟」と呼ばれています。互いに打ち解けた間柄だと認めていますが、シウミンがご自身をよくわかっていると感じる時はいつ?
A.ひょんは僕が何を好きで何が嫌いか全てわかっています。だから僕と一緒に2人で行動する時は前もって僕が好きなものを準備してくれるし、嫌いなものは避けてくれる。時々ひょんが僕を担当するマネージャーかと思うくらいに。もちろん僕こそがリラックスできてるんだけど…。ひょんは元々人のことをよく把握します。他のメンバーについても、僕が今まで知らなかったことを正確に見抜いているのをみると鳥肌が立ちます。
Q.シウミンはチェンのプロフェッショナルなところを見習いたいと言っています。不十分な姿で練習室に出てくることはないそうですね。スケジュールが忙しいと一回くらいは乱れるようなこともありませんか?
A.愚かな姿を見せないよう、失敗しないよに自ら心を引き締めます。ステージで恥をかくのは嫌いです。インターネットをあまりしないとは言っても、ステージに立ったあとは必ずモニタリングをします。以前はステージでの小さなミスにでさえ自責の念に駆られていましたが、最近は過ぎたことには未練をもたないようにしています。
Q.EXOが国内外でたてた記録を羅列しようとすると、終わりが見えないようです。6年目のEXOですが、いまだにあっけにとられて信じられないことを1つ選ぶとするなら?
A.4年連続で大賞を受賞したこと!生きていて一回でも受賞することが難しい賞を4回も連続で獲ることができたなんて、感謝しているし凄いことです。
Q.もしもEXOのチェンとしてデビューせずにいたら、今頃どこで何をしているでしょうか?
A.僕もしょっちゅう気になることです。うーん、本来実用音楽を専攻にしたかったんです。恐らく音楽を勉強して、トレーナーや先生になる準備をしているのではないでしょうか。僕が歌いながらストレスを解消するように、人々も音楽を楽しみながら生きてくれたら嬉しいです。他の人々に音楽の楽しさを伝えたいです💛
~終~